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エアーシリンダー・油圧シリンダーそれぞれの良さ
製造現場などで用いられている機械を稼働させるための装置シリンダーは、いくつかの動力を必要とします。主にエアー・油圧があり、それぞれの動力に良さがあります。こちらでは、油圧シリンダー・エアーシリンダーの良さについて迫ります。
油圧シリンダーの良さ
油圧は「密閉された液体の一部に加わった圧力は液体全体に等しく伝わる」というパスカルの原理で、液体エネルギーを機械的な運動に変換させたものです。
工作機械を始め多くの機器に採用されている動力です。油圧を使ったエネルギーを生み出すためには液体をコントロールする油圧ポンプが必要となり、導入にはスペースも必要とされます。
油圧シリンダーには、多くの利点があります。例えば、小型の油圧ポンプでも大きな力を発揮します。
また、応答速度が非常に早くコントロールもしやすいため、超低速から高速まで幅広く活用することが可能です。その他に、省エネ回路のためポンプが停止してもある程度の圧力を保持できます。
エアーシリンダーの良さ
空気を圧縮させることで機械的な動きを作り出すエアーシリンダーは、シンプルな構造をしているのが特徴です。圧縮空気を作り出すためにはコンプレッサが必要ですが、移動可能なコンプレッサさえあればどこでも使用できます。
エアーシリンダー最大のメリットは、シンプルな構造をしているため取扱いが簡単で比較的価格が安いという点です。
その他にも情報処理能力や応答性、大きさや重量も平均的で安定性に優れ、油圧シリンダーと比較しても安全面で大きなメリットがあります。
また、油管理等の煩わしさもなく油による頑固な汚れの心配もないためメンテナンスも容易です。
金属加工や製造などの現場では、業務内容によって大きい力が必要不可欠、平均的な力でも問題ないといったシチュエーションがあるはずです。
油圧シリンダー・エアーシリンダーそれぞれの良さを把握したうえで、現場に最適な機械の導入をしましょう。
静岡にある双葉製作所は、長年の製作実績と優れた技術にもとづいて、高品質なシリンダーの設計製作を行っています。
また、プレス機器の回路装置に関するご相談もお待ちしております。装置はエアー・油圧・エアーハイドロと対応しています。ぜひ金属加工・製造現場の生産増強にお役立て下さい。
