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エアーシリンダー・油圧シリンダー

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双葉製作所のシリンダー

当社の長年の製作実績と優れた技術にもとづき、確実な設計製作を行っております。作業の合理化、押す、引く、上げる、開く、保持する、傾けるなどの労働力の軽減に作業能率の向上、自動化と、広範囲にわたり生産増強を目的として使用されております。
※注)現在、各種シリンダーは受注生産品となっております。

シリンダの選定について

シリンダの選定には、操作する物体に必要な出力からシリンダ内径を定め、物体の必要な移動距離(ストローク)を決定しなければなりません。
各シリンダの出力表は次頁の出力表を参照してください。なお、出力表の数値は摩擦損失を無視した理想的出力表ですから、出力に余裕をもってシリンダ径を選定してください。
支持型式は操作物体の軌跡により、固定型、首振り型の区別により支持型式の最適な物を選定する必要があります。
さらに操作物体の速度およびか慣性力により衝撃のあるものにはクッション付のものを選定してくだい。
※注意事項※
第2種圧力容器に該当するシリンダの製作はお断りしておりますのでご了承下さい。
第2種圧力容器とは、内容積40L(0.04㎥)以上のもの
詳しくは日本ボイラ協会のHPをご参照ください。

1.項目選定
常圧(Mpa) 呼び圧力・圧縮機(コンプレッサー)圧力容量から。
出力(N) 論理出力の式より。
シリンダー径(φ㎜) 必要出力より出力表から求めて下さい。
ストローク(mm) 操作物体の移動距離行程の長さを決定する。
支持型式 操作物体の軌道により、固定型・首振り型の区別により支持形式の最適なものを選定して下さい。
クッションの有無 操作物体の速度及び慣性力により衝撃のあるものにはクッション付を選定して下さい。

2.論理出力の求め方

論理出力は、ピストンの受圧面積と 及び圧力により求められます。

計算式: F=A×P(N)

1N=0.101972kgf

標準エアーシリンダの出力表

注)この表は摩擦損失無視した理想的出力表ですから、出力に余裕を持ってシリンダ径を選定する必要があります。
通常この損失は約10%~15%と考え設計しますが、φ70以下のものでは15%~25%の損失を考えて下さい。
またストロークの速度制御(スピードコントロール制御)を行う場合には一段大きい内径のものを選定することをお薦め致します。

左の画像をクリックし、拡大してご覧下さい。

支持型式

各型番をクリックして頂くと、PDFにて寸法図をご覧いただけます。
※φ250以上の図面は現在CT型しかありませんが、CT型以外(KA,KBは除く)でも製作可能です。

仕様

性能
標準使用圧力 0.6Mpa
最大行程の長さ 1000㎜(φ80以下)、2000㎜(φ80以上)
効率 90%以上
最低作動圧力 クッション行程外 0.05Mpa
クッション行程内 0.12Mpa
作動速度 平均200㎜/sec
耐圧試験圧力 1.0Mpa

塗装色

ニューアルコンO型 N-441(特殊アクリル変性アルキド樹脂)
特に御指示のない限り、標準色で納入させていただきます。

センサ付き

センサ付きシリンダーの場合
非磁性体の素材を使用する為、シリンダーチューブは
φ180まではアルミチューブ仕様
φ180より大きいサイズはステンレスチューブ仕様となります。

詳しくはお問い合わせください。

精度
シリンダ内径公差 H7(JIS)
摺動面あらさ 0.8s以下
ネジ公差 2級(JIS)
シリンダ使用温度範囲 15℃~+80℃
行程の長さの許容差 (下の図参照)

表面処理

ピストンロッド表面は研磨加工後に硬質クロームメッキを施してあります。シリンダチューブ内面はホーニング加工後に硬質クロームメッキを施してあります。

オプション

クッション

ピストン行程の終端でシリンダヘッドに衝撃のある場合、あるいは行程の終端でゆっくり動かしたい場合にはクッション装置のニードルバルブを調整します。クッション付、クッション無のいずれかをご指定下さい。

ロッド先端接続金具

つなぎロットU型(カエルマタ)、I型も製作いたします。

シリンダー取付金具

ブラッケットも設計製作いたします。

特殊仕様

寸法表で使用不可能な場合など、特別設計製作いたします。
詳細な仕様をご指示ください。

先端形状

標準はおねじ形状の加工です。ご指定いただければ製作も可能です。【例:めねじ、ねじなし、精密穴 など】お気軽にご相談して下さい。

センサ付き

ピストンにマグネットを内蔵させ、位置検出センサ
タイロッドに専用金具を用いてセンサを固定

アサ電子工業株式会社殿製のセンサを使用しております。
ACH01(3線式)・AH0012(2線式)にて対応いたします。
詳しくはアサ電子工業株式会社殿HPへ

配管口とニードルバルブの指定について

【位置】
配管接続口とクッション用ニードルバルブの位置は、各取付寸法表に示されている1~8までの番号で【例:配管口 3・4番 ニードルバルブ 7・8番】のようにご指示ください。
【口径】
寸法表より大きい口径、小さい口径を希望の場合は、接続口 1/2“または 3/4”のようにご指示下さい。
【その他】
上記まではエアーシリンダでのご指示でしたが、油圧シリンダの場合はエアー抜き穴の位置をご指示ください。

ご注文・お見積もり時の表示方法

指示書の書き方について、表記例をご紹介いたします。
ご注文・お見積もりのご依頼の際にはご参考になさってください。

納品実績

エアーシリンダー作品集

過去納品させて頂いた商品の一部をご紹介いたします。
※型名をクリックして頂くと、PDFが開きます。

油圧シリンダー作品集

過去納品させて頂いた商品の一部をご紹介いたします。
※型名をクリックして頂くと、PDFが開きます。

マグネット内蔵型エアーシリンダー(センサ付)

イメージ
φ125×150st